2008年2月7日

伊藤忠商事株式会社



"抗ウイルス素材"使用 「フルテクトネット」販売開始について



 このたび、伊藤忠商事株式会社は、シキボウ株式会社、海苔養殖網製造最大手の第一製網株式会社(本社: 熊本県荒尾市)と共同で、"抗ウイルス加工"を施した防鳥(野鳥の侵入を防止する)用「フルテクトネット」を開発し、販売を開始いたします。 「フルテクトネット」はポリエステル原着糸で組織された網に抗ウイルス加工を施した防鳥用ネットで、シキボウが開発した「フルテクト」を使用し、第一製網が編網、塗布及び裁断縫製加工を行い、伊藤忠商事と第一製網が共同で販売をいたします。


 従来防鳥用に使用されていたポリエチレン製ネットはネット自体の耐久性が低く、ポレオレフィン素材の組成により抗ウイルス素材の後加工などが不可能でした。伊藤忠は抗ウイルス加工が可能なポリエステル素材を選択の上、シキボウの「フルテクト」の抗ウイルス素材と洗濯耐久性の高さ及び第一製網の編網、後加工、裁断縫製等一貫製造体制に加え、豊富なネット製品敷設販売実績に注目し、共同で耐候性・耐久性に優れる「フルテクトネット」の開発に至りました。
 今回開発された「フルテクトネット」の敷設により、養鶏場、その他酪農現場への野鳥侵入とウイルスの付着した浮遊物の物理的侵入のリスクを軽減するとともに、その浮遊物が網目に付着すると、抗ウイルス素材により、網に付着したウイルスの増殖を抑制することが期待されております。

 先般シキボウが農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所との共同研究で開発した「フルテクト」は、抗ウイルス素材である事が証明されており、また非常に高い洗濯耐久性も確認されております。

 伊藤忠商事では、40年以上も前から漁網、陸上網に関連する原材料、製品販売に継続的に取組んでまいりました。その蓄積された製造・販売、マーケティングのノウハウを最大限に活用し、まずは全国自治体や、養鶏場、他酪農現場向けへの防鳥用「フルテクトネット」の個別紹介、展示会への出展などを通じて販売を行い、3年後には売上高5億円を目指します。また伊藤忠グループの持つ事業会社や海外店などのネットワークも活かして「フルテクト」を塗布したマスク、フィルター等関連商材のセット販売も視野に入れ海外での販売にも積極的に取組んでまいります。 

= 本件に関するお問い合わせ先 =

伊藤忠商事株式会社 繊維資材・ライフスタイル部 繊維資材・ライフスタイル第一課
課長 辻    担当  福田 / 福永  (電話:06−6241−2923)